2012年5月4日金曜日

オーシャンドリーム号船内見学会

2012年5月4日(金)。出航まで111日

13時からなのでちょっと早いけれど、8時頃家を出た。11時半を回った頃、喫煙と食事をするため、横浜港大桟橋近くのラーメン屋へ寄った。そのうち近くで、毎年恒例というパレードが始まった。吹奏楽主体のパレードであり、その音量に気持ち良さを感じながらラーメンを食べ終えた。そして、数枚のパレードの写真を撮り、オーシャンドリーム号が停泊している大桟橋へ向かった。

パレードの様子










もしかしたら、1日遅れで帰港するオセアニック号とのツーショットを撮れるかもしれない。ここ2~3年、ピースボートの航海記のブログに出てきているオセアニック号にいつしか愛着さえ感じるようになっていた。しかし、築47年のOLD LADYは船体の不具合も多く、今日帰港する75回航海でも2度発電不能となり、エアコンは勿論操縦もできない状態になってしまい、それが原因で帰港が遅れた、と乗客のブログにあった。

オーシャンドリーム号は築31年であり、十数年若返ったので少しでも快適な航海ができることを期待したい。勿論、減価償却を終了した(と思う)船を使い、安く航海を楽しんでもらおうというのが主催者の意図だろうし、安い航海を享受できる利用者、少なくても私は多少の不具合は我慢するつもりでる。

さて、オーシャンドリーム号は大桟橋に停泊していた。優しそうな風貌をしている、というのが第一印象である。
オーシャンドリーム号

1981年デンマークで建造、 総トン数:35,265トン、 全長:205m、 全幅:26.5m、 旅客定員:1,422人、 喫水:7.5m  (2012年5月4日入手「オーシャンドリーム号各クラス公開キャビンのご案内」より)

パノラマ撮影  オーシャンドリーム号と横浜みなとみらい遠望 















近くの岸壁にオセアニック号の姿が見えないので、朝早く着いて、もう岸壁を離れたのかと思っていた。数枚オーシャンドリーム号を撮影した後、桟橋のちょっと先に約100日ぶりに帰港するオセアニック号がボートに引かれて近づいてきているのを見つけた。

もう船体に「ピースボート」の文字が見えている。12時ちょうどである。着岸までの30分間様子を撮影しながら眺めていた。比較になるわけでもないが、よく使った大洗港と苫小牧港間フェリーの離着岸風景とは全く違っていた。


オセアニック号










帰港したオセアニック号と出迎えの人々


 パノラマ撮影  新旧船のツーショット(左:新のオーシャンドリーム号、右:旧のオセアニック号)

オーシャンドリーム号船内見学

見学開始の13時にはちょっと時間があったが、受付を開始しているようなので中にはいることにした。舷門5階のレセプションカウンターのところである。複数名の見学者にスタッフ1名がつき案内が始まった。200名のピースボートのスタッフが本日の船内での業務にあたっている、と。

一日5,000人の見学者が来るとすると当然か・・。


船内案内図


舷門近くでお出迎えしてくれたのは
なんというのだろう?


レセプションカウンター

4人部屋(窓あり)からの見学である。私が予約した部屋と同じタイプである。窓が大きい。ベッドの下のスペースの床からの高さは26cm強あった。部屋におられたリピーターの女性曰く「以前航海の時、バッグを開いた状態で入れていた」と。そうするとバックを引き出しのようになるほど使える。寸法からしても家の大きなバックを使えそうだ。




カメラを構えた私が鏡に写っている

この帽子とジャケットでモナコやアカプルコのような海のきれいなところへ行く予定。理由は単に水色だからだ。水色は航海のキーワードの一つだと思っている。


大きな窓から横浜みなとみらい遠望



メガネが置ける小さなテーブル


PC、カメラや日常使う小物が置ける棚

さらにベッドの壁の上段ベッド寄りに幅約26cmで滑り止めのついた物が置けるスペースがあった。PC、カメラが置けるのがうれしい。ロッカーも4人分ある。大きいロッカーだ。荷物に対する不安はかなり解消した。

寸法を取っている間にいっしょにいた人達は見えなくなったので、一人でフリースペースへ向かった。この公共スペースは85日間の航海中の私にとっての船内生活に重要な意味を持っている。

途中寄った7階のブロードウエイショールーム




8階フリースペース




なぜここは私にとって重要な場所になるのであろうか。理由は、私はここで写真の整理や航海記の下書きをするためである。本日は個々の人に旅行の説明をすることもあり、テーブルと椅子をたくさん用意したらしい。それにしてもPC操作ができる高さのテーブルはたくさんありそうである。

私は、朝早く起きてラジオ体操までの時間をPC操作に当てるつもりなので、あまり他の人とかちあうことはないだろう。懸案事項である目覚まし時計は船室の他の人に迷惑にならないように、目覚まし音で時計を選択した。

本見学の様子はブログにアップするが、航海記をブログにアップする予行演習も兼ねている。船内はネット環境が良くないことを想定し、航海中は写真の整理と航海記の下書きをし、帰宅後下書きをブログに貼り付け、写真を挿入しブログをアップする予定である。

私はこの確認をしていてよかった。そうでないと大変な間違いをするところであった。下書きには「メモ帳」を使うのが正解であった。土曜日に見学、翌日ブログにアップする予定が遅れたのはこういう理由があったためである。

以下経緯

エクセルで下書きをし、ブログに貼り付けるとブログの文章と画像のレイアウトが乱れる。「星の海を夢見て」(69回ピースボート参加者ブログ)さんに教えていただいた「メモ帳」に書き換え、ブログに貼り付け、かつ画像を「中寄せ」にしたところレイアウト乱れは収まった(so-netブログ)。

しかし、まだ画像と文字の間隔が意図するようにならないので、各種ブログとメモ帳の相性の検討することとした。結果これがグーグルのブログである「ブロガー」での記事である。相性はよさそうである。

しばらくブロガーで様子をみたあと、問題ないので引っ越しすることとした。私のITに関する乏しい知識、ブログの目的、使用方法からみた場合に、使い勝手は他のブログを機能的に圧倒しているように感じられる。良い機能を持ったブログに辿りつけてよかった。

さてオーシャンドリーム号の写真を続けよう


8階プロムナードデッキ(3枚)





プロムナードデッキ窓から
横浜みなとみらいを望む

8階その他

8階スターライト 
社交ダンスができる


8階図書コーナー

進行方向スターライト奥の図書コーナーに大きな窓がある  大きな波を受ける時この一角からのビューは良かったと説明を受けた。なおここの本は全て横文字だった。日本語の図書や新聞は8階のカサブランカの隣のスペースに用意されている。


8階の一角にバー 「カサブランカ」


8階のピアノバー  
ボックス席もある

8階のプールと向こうがジャグジー


8階から見た緊急用ボート  
98人乗り、とかかれている

                                          9階様子

9階のバー パノラマ


9階ビュッフェレストラン


9階にもプールがある





その他

10階ジム


11階オーシャンビューエリア


11階から隣の桟橋のオセアニック号


11階から9階プールを臨む


送迎用の・・・(人のいるところ)


13:45から77回乗船者説明会が7階ブロードウエイで開催された。いよいよ、という気持ちになった。今日の船内見学や乗船の説明会は大いに役立ち、来てよかった。

オーシャンドリーム号船内見学終わり