2016年7月23日土曜日

夏スイス10日間 まとめ

1.結論
 天気よければすべてよし、ではないが大満足であった

2.その他諸々
 
 ①今回ツアーの自分のテーマ「綺麗なアルプスの写真を撮る」
  については自己満足している。良いカメラと良い被写体と良好
  な天気のおかげである。

  ②連なった峰の特定
  展望台の説明文を撮ってきて拡大機能で拡大して確認し、そ
  れ以外はグーグルアースを使い3次元的に展望台の位置と峰
  の相対関係で特定した。またグーグルマップの写真、峰の名
  称で検索した写真も参考とした。

  ユングフラウのシルバーホルンやピッツベルニナのクラストア
  グッツァのように目印となる峰がある峰は分かりやすかった。

  メンヒとユングフラウのようにてっぺんの形が角度を替えると
  同じに見えることもあり、神経を使った。

 ③GPSロガー
     GPSロガーによる位置情報とグーグルマップのコラボについ
     て写真同様価値ある足跡の記録として考えた。

    使用上の問題点としてはトンネル内に入った事により情報を
     キャッチしなくなった後の復帰に難があるようだ。そのため常
     に信しているか確認が必要だった。

   またアプリ側の問題であるが、グーグルアースで高さ方向表
   示をしようとしてもガイドの小さいサムネイルも数多く表示さ
    れ、私は改善することができず、採用しなかった。これで私にと
    ってのGPSロガーの期待した価値は半減した。

   残り半分の価値ある部分は、GPSロガーにより、カメラをGPS
  機能付きを絶対条件と感じていた呪縛から私を解放してくれた
  ことと足跡実績記録にある。

   次、標高の高い観光地を訪れるまでにグーグルアースとのコ
   ラボができるようになると楽しい。今のところその計画がない
   ので使えるようにする努力はしないかもしれない。グーグルア
   ースの更なる活用法を探すほうが楽しいかもしれない。

 ④天の川
  ユングフラウ3山の観光基地ヴェンゲンで見えたらしい。私は
  山の方に気を取られていて忘れていた。一泊目は翌朝3時
  には起きていて天気の確認のため外を見たときは、星が見
  えていなかった。

  翌日は深夜1時に起きていたのに外を見なかったのだ。前日
  のユングフラウ3山のすばらしい景色の写真の整理に没頭し
  てしまっていたのだ。残念。

  次のサンモリッツではたくさんの星は見えたが、周囲が明るく
  天の川は見えなかった。次の夜も、次の宿泊地でも天の川は
  みることはできなかった。

  7月2日サンモリッツ出発予定の深夜が唯一のチャンスだった
  ようだ。次はいつどこがチャンスだろうか?

 ⑤食事フリー
  一人参加の私には何回かのオプションとしてもつかない食事
  が非常に不便だった。

  夕食だけでも有料でもいいからホテルに用意してもらえる選択
  肢がほしいものだ。一人で出歩くのは非常に不安なのだ。

  添乗員は食事フリーの時、お勧めレストランに連れては行って
  くれるが、注文まで付き合った後、帰ってしまう。

  出歩くのはせいぜいホテルの見える範囲なら迷わないだろう。
  ツアー客は言葉もわからず、一人で参加の人もいるのだ。
  何か企画に工夫がほしい。

  次回参加の時はツアー選択の要因としたい。

 ⑥非常に不思議な事
  航空会社に預けたトランクのキャスター部分を壊された。そう 
  いう事例は毎回見ている。今回自分のトランクを壊され手続き
  を取ってわかったことだが、修理などの賠償は海外保険を使
  うことになるのだ。

  これはおかしいだろう。責任が壊した当事者ではなく保険会社
  が直すとは。

  これでは永久にトランクに関する破損事故はなくならないでし
  ょうね。それに海外保険に入っていなかった人はどうするの
  だろう。


自宅展示場にベアー君とマーモット君が加わりました

終わり

  

2016年7月21日木曜日

夏スイス10日間 八日目②アヌシー散策


フランスのアヌシーはスイスに帰属していたこともある標高448m、人口52千人の町である。2018年の冬季オリンピック開催に立候補したが、韓国に負けたそうだ。言い換えれば冬のレジャーが盛んなのだろう。

この日本からの団体さんはすぐアヌシー湖近くの公園を歩いていた。印象は、花、水鳥、水に恵まれた町であり、赤ちゃんを含め若者の多い町、というところだ。よくある公園で年寄りが日向ぼっこ、の場面の記憶も写真もない。








若者の集い


水鳥が集うところ


かわいい目

スイス、フランスで自転車のライダーをよく見かけた 中央右の一団は我が同胞


旧市街地は水路も流れ落ち着いた街並み




大きさは我々が通常食べる2倍はある


建屋のデザインがきれい




夕食会場のレストラン


今回のスイスツアーでは自然と町の調和も楽しんできたように思う。その締めくくりとしてこの町の散策をしたことになる。ところでこの町のこのツアー参加者の我々と同じ年代の人は何をしているのでしょうか?

そして最後の宿泊地ジュネーブへと向かった。明日このジュネーブ空港から帰途に就くのだ。ホテルは豪華でもったいないくらいの広さであった。目が冴えて寝付かれそうにないので、写真の整理をし、めずらしく11時過ぎに寝床についた。



宿泊したジュネーブのホテル モーベンピック &カジノ




九、十日目 ジュネーブ→アムステルダム→成田国際空港

地元で一番最初に食べたもの

終り
次回はまとめ

2016年7月20日水曜日

夏スイス10日間 八日目①マッターホルンの次はモンブラン

2016年7月6日(水)快晴。
歩数;17,565歩、約10km

朝1時半起床。昨日の写真315枚の整理から始めた。昨日朝から晩まで一日分のマッターホルン写真の選択、若干の加工やコメント書きをした。

今日も快晴だ。今日もマッターホルンの朝焼けを撮りに行こう。昨日5時20分頃から撮影しているので10分頃出かけよう。

時間になりホテルを出た。川沿いの道に出る坂に差し掛かったところを今日の撮影場所にした。マッターホルンはもう姿を表している。同じ頃来た東洋人は道路の反対側のがけ側に三脚にカメラを固定した。

私はガードレールでカメラを固定するつもりなのだ。下の橋には10名ほどがいる。日本人のようだ。もっと先の「日本人橋」は早く行かないといい場所で撮影できない。

しかしこの辺どこからでもマッターホルンは同じように見えるのだ。これは「日本人橋」でマッターホルンを朝撮影した、という思い出作りだし、感激を同じ価値の人達と共有すると更に楽しいものだからだろう。私は昨日それを体験した。

天気は昨日同様快晴だ。今朝は動画にしよう。朝日がマッターホルンのてっぺんから下のほうに山を赤く染めながら移動してくるのだが、移動する速度は非常に微妙で動いている感覚はない。しかし確実に下に移動しているのである。だから動画は動きのない動画、ということになる。

昨日同様金箔を貼られいくような綺麗に輝くマッターホルンを十数分撮影しホテルへ戻った。今日はちょっと出発が早い。今日はフランス、シャモニーのモンブランだ。マッターホルンから頭を切り替えよう。

註:当日撮った動画は以下のページに掲載した。


「夏スイス10日間 七日目 八日目 
マッターホルン鑑賞①朝焼け」

本日の予定

ホテル
7:50発     徒歩10分で駅

ツェルマット駅  シャトル列車10分

テーシュ駅
8:30発     バスでシャモニーへ(約145km) 

シャモニー
11:45着    昼食
          エギーユ・ドゥ・ミディ展望台でモンブラン観光
          (1時間)
15:30発    バスでアヌシーへ(約101km) 

アヌシー
17:00着    アヌシー散策(1時間30分)
          (アヌシー湖、旧市街、愛の橋)
          夕食
19:30発    バスでジュネーブへ(約41km)

ジュネーブ
20:30ホテル着

足跡実績  GPSロガー位置情報とグーグルマップコラボ
上が北  シャモニーやモンブランは中央左下      

今日も天気が良く、これで予定した5つの山は全て綺麗に見ることになるだろう。最初は心配したが、よかった。私は天気に運を使うため、宝くじが当たらないのだろう。宝くじはカスリもしない。

ツェルマット駅まで10分程度歩き着いた。日本人の団体があとからあとから来る。日本人とはホテル、サービスエリア等いたるところで会った。日本人は私を含めスイスが好きなのを実感できる。


見納め(2点)
マッターホルン
ホテル近くのツエルマットの町

私たちの列車に中国人の団体の中の数名が荷物を持って乗り込んでくるや、既に置かれた我々の団体等のスーツケースの上に重ねて置き始めたのだ。近くの人が英語で注意した。添乗員らしき人が上に置いていたケースを床に降ろした。

今度は他人のケースの上に腰を下ろし始めた。また近くの人が注意し、中国の添乗員が立たせた。中国人もこうやって世界ルール・常識を学んでいくのだろうし、そうなってほしい。

10分ほどでテッシュに着いた。ツエルマットは特殊な例を除き、ガソリン車乗り入れが禁止されているのだ。ここからバスでシャモニーまで145km3時間強の移動だ。天気は良い。名前はよく聞くモンブランだ。約4,700mあるという。白い山、というらしい。ケーキみたいに山頂が丸いのだろうか。


シャモニーまで

サービスエリア    隣のバスも日本からの観光客


スイスとフランス国境
県境を通過するように通過

もうすぐシャモニー

シャモニーの駐車場でバスから降りて



氷河

昼食後「エギーユ・ドゥ・ミディ展望台」(3,842m)へ向かった。昨日のことがあるので昼食の前に行きたい気持ちだった。


エギーユ・ドゥ・ミディ展望台位置関係  グーグルアース

モンブラン(4,810m)は真っ白く雪に覆われ綺麗に見えた。頂上はやはりケーキと同じような丸い姿をしていた。まず歩いて展望台に行き、その次にエレベータで行く更に高い展望台に行った。

モンブランを含めた一体が美しかった。マッターホルンも遠くに見えた。氷河もシャモニーの町も見えた。すごい崖を登ってきたのだろう、雪に覆われところを数人歩いているのが見えた。更に多くの人数のチームも見えた。

すばらしい光景である。実際モンブランだけでなく全体の景色が人を呼び込んでいるのだろう。実際モンブランだけでは人を呼べないであろう。マッターホルンとは違う。言い換えればマッターホルンは富士山のように下界からその単独の美しい姿をみせる。モンブランは穂高のようにいくつかの頂とその連なりの美しさが人を魅了しているのだろう。




岸壁をよじ登ってきた



モンブラン

展望台最上階 標高3,842m

展望台からの大パノラマ

氷河の先はシャモニー

左のピークはモンブラン

透明な材質のボックス 自然と手で壁があることを確認するらしい

展望台最上階からの眺望

クライマーは写真左の絶壁を登るのだろう



モンブラン頂上直下

ケーブルカーが雲の中から現れた

展望台渡り廊下

絶壁を登ってきたクライマー達

アルプスの見える町シャモニー

八日目①マッターホルンの次はモンブラン 終り