晴れ。船内時刻:日本時刻ー7h。歩数:12,005歩、約6.8km
4:30起床。船内放送でスエズ運河へ入る、との放送があり、急いで10階オープンデッキへ行った。本当に運河の入り口であった。約200km先の運河の出口にあるポートランド入港22時までゆっくりした速度で進むので両岸の景色を楽しもう。
時速20km以下のゆっくりした速度で進む、とある。あとの残りの時間は待ち合わせ時間なのだろう。今日は企画はほとんど休み。一日スエズ運河を楽しもう。これを渡ったら怒涛の寄港ラッシュの地中海だ。そして本航海のピークだ。
スエズ運河入口 4時半頃船内放送でスエズ運河に入ると言う 小さく光るのはカメラに悪い砂塵か? |
反対側 こちらの岸との間隔が狭まってきている |
夜景 原図の小さく光るのは 砂漠からの砂塵だろう 警戒すべし |
4:48 こんなにたくさんの人が 集まってきている |
観客 |
5:02シナイ半島 更に明るくなってきた 人の住んでいる気配はしない シナイ半島はエジプト領で あることを知った |
対岸のアフリカ大陸側には 人気を十分感じる |
電線が運河を跨いでいる |
人気のないシナイ半島へ 電線が通っている |
5:13 そのデッキはまだ上がっちゃいけないよ 22時~7時までは通行禁止表示がある 甲板の下にベランダ付きの 最高級の部屋がある その後も時々上がろうとする若者がいて 乗客に注意されていた |
5:43砂漠の向こうに日の出 |
5:49船室から 山の上からの日の出 |
6:19左舷側アフリカ大陸 |
6:20右舷側シナイ半島 |
6:21 11階デッキから進行方向 船の通るべき道が示されている |
アフリカ大陸側は緑がいっぱい 世界遺産講義の城戸先生によると この辺は別荘地帯で 大統領別荘もあるらしい |
砂漠が続くシナイ半島側 |
スエズ運河(動画)
6:24 Little Bitter Lake
6:25リトゥルビタ湖に更に入っていく |
7階オープンデッキが開放された |
本船に続く船 本船が先頭のようだ |
6:34朝日はここまで上がった |
7:00朝食。久しぶりに船室友と3人でメインレストランへ。今日も鼻汁が出やすい状態で気持ち良くない。30分ほどで退席し、船室で昨日のまとめをやりながら、船内放送の運河の説明の度に10階オープンデッキへ行き写真を撮った。
9:27グレイトビタ湖 中央の船はすれ違った船団の最後の一隻 左側の船は本船に続く船 |
後ろに続く三隻の大きな船 |
シナイ半島側 |
アフリカ大陸 このへんは別荘地帯だと |
芝を張ったサッカー場 |
岸まで近い |
船によるきれいな波紋は岸まで届く |
典型的な別荘 |
魚をとっている? 本船の若者が大きな声で 覚えたてのアラビヤ語で何か 言っていたが反応はなかった |
アラブの商人が 運河通行中に お店を広げる 値段は高め 8階プロムナードデッキ 右舷後方 |
アラブの商人の 臨時売店は スエズ運河通行条件と なっているのかも |
船室のTVが新しいものに変わった シャープのアクアスだ でも私は航海中船内放送TVは見ない |
左手に町が 船は右手の水路を進む 帰国してから調べた結果 この町は「イスマイリヤ」 |
7階前方デッキから左舷側の 戦争にまつわる石碑と |
町が近い |
池付きの別荘? |
アラブの商人から 購入した民族衣装を 着た人が記念撮影 |
先ほどの石碑 1914 DEFENSE、 と読み取れる |
9階後方デッキのカフェに 近いPANORAMAで この写真は ポストカードにして自宅へ送った |
10時からはビヤガーデンがパノラマでオープンしている。屋外のパノラマでは風が心地良いので10時半頃ついにビールを顔見知りと飲んだ。おいしい。今日はスエズ運河渡航を見ながらゆっくりしよう。一時間ほどして顔見知りと別れ、9階ビュッフェレストランで昼食を取った。
昼食 9階ビョッフェレストランでちょっと早い昼食 魚のフライ、炒めごはんがおいしい |
昼食も終わり9階パノラマへ行くと顔見知りが次々現れる。「類は友を呼ぶ」とはよく言ったものだ。いっしょにまたビールを飲む。13時半頃日・エ友好の橋が現れた。
日本とエジプトの友好の橋 スエズ運河を横断している橋は これ以外に見なかった |
日本とエジプトの国旗 |
友好の橋をバックに 私は幾人もと友好を深めた |
ゆったりとしたスエズ運河上の時間 これこそ船での贅沢 |
動画と写真が撮れてよかった。かように船旅を満足できたスエズ運河の渡航であった。それにしてもハエが多いのには閉口だ。ハエをはらいながらのスエズ運河航海である。自宅にも携帯で電話した。快適な音質だ。家族状況とこちらの状況を連絡しあった。
両岸の右舷側シナイ半島と左舷側アフリカ大陸側は対照的であった。シナイ半島側は砂漠なのに対してアフリカ大陸側は緑であり、別荘地帯だそうだ。
船はリトゥルビタ湖、グレイトビタ湖を通った。グレイトビタ湖で反対側から来たコンバイ(船団)とすれ違った。JRの単線と同じ方式ですれ違う。
ところでシナイ半島はエジプトの領地とは知らなかった。エジプトの収入源のNO.1はこの運河ではなかったか?そしてルクソールやピラミッド観光客の落とす金もよい収入になっていることだろう。
16時前ポートサイドに入港した。予定より6時間の前倒しである。私は昼寝をし、町にはでなかった。体調がもひとつ良くないことと前の寄港地サファガの印象が良くなかったことも要因のひとつである。ポートサイドは船から見る限り大きな小ざっぱりした町のようであるが私は出なかったので詳細は不明だ。
私は一つ忘れていたことがあった。それは69回ピースボート航海のブログ「星の海を夢見て」の中に出てくるポートサイドのお店「やまもと屋」のモトさんらしき老人を確認してくることであった。
ポートサイドにほぼ着岸 22時入港予定が約6時間早まった |
着岸地点近くにはアラブの商人が 待っている |
ポートランドは 中都市から大都市の中間くらいか |
待ち受けるアラブの商人 |
飾り物 |
地面に直接商品である絨毯を 轢いているのか? |
18時頃目を覚ました。暗くなり始めている。町に出た船室友の一人はお土産を買ってきたとかで満足そうであった。
そろそろ店じまいか |
夕食をし、なみ平で少しのんで21時頃寝た。明日はピラミッド見学の後イスタンブールへ行き、トルコのクシャダスで合流する2泊3日のオーバーランドツアーに参加である。
後ろに停泊していた船が離岸した |
パノラマで お隣さん ここは焼酎の一升瓶がボトルキープできる |
終わり
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