2012年12月8日土曜日

航海28日目9月20日(スエズ運河)

2012年9月20日(木)28日目

晴れ。船内時刻:日本時刻ー7h。歩数:12,005歩、約6.8km

4:30起床。船内放送でスエズ運河へ入る、との放送があり、急いで10階オープンデッキへ行った。本当に運河の入り口であった。約200km先の運河の出口にあるポートランド入港22時までゆっくりした速度で進むので両岸の景色を楽しもう。

時速20km以下のゆっくりした速度で進む、とある。あとの残りの時間は待ち合わせ時間なのだろう。今日は企画はほとんど休み。一日スエズ運河を楽しもう。これを渡ったら怒涛の寄港ラッシュの地中海だ。そして本航海のピークだ。


スエズ運河入口
4時半頃船内放送でスエズ運河に入ると言う
 小さく光るのはカメラに悪い砂塵か?


反対側
こちらの岸との間隔が狭まってきている


夜景
原図の小さく光るのは
砂漠からの砂塵だろう
警戒すべし


4:48
こんなにたくさんの人が
集まってきている

観客


5:02シナイ半島

更に明るくなってきた
人の住んでいる気配はしない

 シナイ半島はエジプト領で
あることを知った

対岸のアフリカ大陸側には
人気を十分感じる


電線が運河を跨いでいる


人気のないシナイ半島へ
電線が通っている

5:13
そのデッキはまだ上がっちゃいけないよ
22時~7時までは通行禁止表示がある
甲板の下にベランダ付きの
最高級の部屋がある

その後も時々上がろうとする若者がいて
乗客に注意されていた


5:43砂漠の向こうに日の出


5:49船室から
山の上からの日の出


6:19左舷側アフリカ大陸


6:20右舷側シナイ半島


6:21 11階デッキから進行方向
船の通るべき道が示されている

アフリカ大陸側は緑がいっぱい
世界遺産講義の城戸先生によると
この辺は別荘地帯で
大統領別荘もあるらしい

砂漠が続くシナイ半島側

スエズ運河(動画)
6:24 Little Bitter Lake


6:25リトゥルビタ湖に更に入っていく


7階オープンデッキが開放された

本船に続く船  本船が先頭のようだ

6:34朝日はここまで上がった

7:00朝食。久しぶりに船室友と3人でメインレストランへ。今日も鼻汁が出やすい状態で気持ち良くない。30分ほどで退席し、船室で昨日のまとめをやりながら、船内放送の運河の説明の度に10階オープンデッキへ行き写真を撮った


9:27グレイトビタ湖
中央の船はすれ違った船団の最後の一隻
左側の船は本船に続く船

後ろに続く三隻の大きな船


シナイ半島側

アフリカ大陸  このへんは別荘地帯だと


芝を張ったサッカー場


岸まで近い 


船によるきれいな波紋は岸まで届く


典型的な別荘


魚をとっている?
本船の若者が大きな声で
覚えたてのアラビヤ語で何か
言っていたが反応はなかった

アラブの商人が
運河通行中に
お店を広げる
値段は高め

8階プロムナードデッキ
右舷後方


アラブの商人の
臨時売店は
スエズ運河通行条件と
なっているのかも

船室のTVが新しいものに変わった
  シャープのアクアスだ
でも私は航海中船内放送TVは見ない

左手に町が
船は右手の水路を進む

 帰国してから調べた結果
この町は「イスマイリヤ」


7階前方デッキから左舷側の
戦争にまつわる石碑と

町が近い


池付きの別荘?


アラブの商人から
購入した民族衣装を
着た人が記念撮影


先ほどの石碑
1914 DEFENSE、
読み取れる


9階後方デッキのカフェに
近いPANORAMAで

この写真は
ポストカードにして自宅へ送った

10時からはビヤガーデンがパノラマでオープンしている。屋外のパノラマでは風が心地良いので10時半頃ついにビールを顔見知りと飲んだ。おいしい。今日はスエズ運河渡航を見ながらゆっくりしよう。一時間ほどして顔見知りと別れ、9階ビュッフェレストランで昼食を取った。


昼食
9階ビョッフェレストランでちょっと早い昼食
魚のフライ、炒めごはんがおいしい

昼食も終わり9階パノラマへ行くと顔見知りが次々現れる。「類は友を呼ぶ」とはよく言ったものだ。いっしょにまたビールを飲む。13時半頃日・エ友好の橋が現れた。


日本とエジプトの友好の橋

  スエズ運河を横断している橋は
これ以外に見なかった


日本とエジプトの国旗


友好の橋をバックに
私は幾人もと友好を深めた

ゆったりとしたスエズ運河上の時間
 これこそ船での贅沢

動画と写真が撮れてよかった。かように船旅を満足できたスエズ運河の渡航であった。それにしてもハエが多いのには閉口だ。ハエをはらいながらのスエズ運河航海である。自宅にも携帯で電話した。快適な音質だ。家族状況とこちらの状況を連絡しあった。

両岸の右舷側シナイ半島と左舷側アフリカ大陸側は対照的であった。シナイ半島側は砂漠なのに対してアフリカ大陸側は緑であり、別荘地帯だそうだ。

船はリトゥルビタ湖、グレイトビタ湖を通った。グレイトビタ湖で反対側から来たコンバイ(船団)とすれ違った。JRの単線と同じ方式ですれ違う。

ところでシナイ半島はエジプトの領地とは知らなかった。エジプトの収入源のNO.1はこの運河ではなかったか?そしてルクソールやピラミッド観光客の落とす金もよい収入になっていることだろう。

16時前ポートサイドに入港した。予定より6時間の前倒しである。私は昼寝をし、町にはでなかった。体調がもひとつ良くないことと前の寄港地サファガの印象が良くなかったことも要因のひとつである。ポートサイドは船から見る限り大きな小ざっぱりした町のようであるが私は出なかったので詳細は不明だ。

私は一つ忘れていたことがあった。それは69回ピースボート航海のブログ「星の海を夢見て」の中に出てくるポートサイドのお店「やまもと屋」のモトさんらしき老人を確認してくることであった。


ポートサイドにほぼ着岸
22時入港予定が約6時間早まった


着岸地点近くにはアラブの商人が
待っている


ポートランドは
中都市から大都市の中間くらいか


待ち受けるアラブの商人


飾り物


地面に直接商品である絨毯を
轢いているのか?

18時頃目を覚ました。暗くなり始めている。町に出た船室友の一人はお土産を買ってきたとかで満足そうであった。


そろそろ店じまいか

夕食をし、なみ平で少しのんで21時頃寝た。明日はピラミッド見学の後イスタンブールへ行き、トルコのクシャダスで合流する2泊3日のオーバーランドツアーに参加である。


後ろに停泊していた船が離岸した


パノラマで  お隣さん
ここは焼酎の一升瓶がボトルキープできる
終わり

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