快晴。船内時刻:日本時刻ー10h、昨夜24時に一時間遅らせた、連日の時差調整。歩数:11,746歩、約6.7km
3:00起床。昨夜から今朝にかけて一日25時間の恩恵を受けて、一時間遅く寝ても通常時刻に起きることができる。
PC等を入れたリュックサックを持ってまず10階デッキで星の観察をしようとしても、星が見えない。海賊対策で電気を消している時以外いつもそうだ。そして東の空が白ばむ直前に星が見えることが多い、と感じている。
久しぶりにこの時間に8階プロムナードデッキ左舷側で作業を開始した。昨夜は社交ダンスパーティーでフィーバーしたのでいっぱい書けそうだ。当然観光ツアーとは違い写真の枚数は少ない。その分当然記事の量も少なくなるはずだが、文字の数はそれほど少なくはならない。普段書いていないことを書き加えるからである。
終了し5時40分頃船室へ荷物を置き、再度10階デッキで空を見ると星が見える。どうしていつも3時頃星が見えないのか不思議である。船の明かりに邪魔されずに星を見ることができるスポットを8階左右舷に一つづつあることを教えてもらった。確かに船の明かりの影響は少ないがびっくりするほどではない。
5:50には8階後方の太極拳会場に行き星観察スポットで空を見上げる。どれがどの星かわからない。また教えてもらおう。
6:00~6:40太極拳、ラジオ体操第一・第二
一時期に比べ腰の状態はかなり良くなっている。腰に疲れを感じないようになっている。一時は太極拳を初めて15分くらいすると腰に疲れを感じたものだ。疲れを感じなくなっても健康体操はせずに、モーニングコーヒーを飲んだ。デッキで風を感じながらコーヒを飲んだ。今は暑くもなく寒くもない。
6:50まだ薄暗いのにデッキには人がいる |
航路は西に 昨日に引き続き 本日夜一時間時計を遅らせる |
7:00朝食。今朝は静かに黙々と食事をするタイプのメンバーと同席となった。こういう時は当然食事が早く終わる。船室に戻り、船内新聞でスケジュールを決める。今日は10:15の運動会の黄色組集まれから開始である。
船室内清掃が始まったので8階プロムナードデッキへ行き、囲碁コーナーに誰もいないし、その周辺で楽しそうな催しもないので、椅子にすわり海を見ながらウトウトしようとしていたところ山口のYさんがテーブルに友人といるのを見つけたので加わった。昨日のパーティーの服装へのアドバイスのお礼をした。おかげで恥をかかずにすんだ。
しかし暑かった。この方はダンスは今航海が初めてではない。
ダンスは男性がリードするよう設計されている。しかし今の自分にはまるで無理な話である。こちらがリードしてもらいたいくらいなのである。ダンスの楽しさは理解したので残された船内生活でも練習していくし、船を降りてもダンスの講習会を探して続けていきたい。
現在、講習の先生は先生として重要であるが、それだけでは初心者が覚えるのは無理である、ということをピースボートの航海記ブログで読んで認識していた。だから航海直前までダンスを取るかどうか決まっていなかったのである。しかし今航海でダンスを覚えようとしている人は幸せである。先生以外に何組かの功労者がいるからである。
私は常時お世話になったのは広島のKUNIさんご夫妻、福岡から参加のIさんご夫妻、である。KUNIさんは練習時間を最大2時間半自主企画でダンス講習会の時間と続けて確保してくれ、Iさんは練習時間もご夫婦で教えてくれるのである。
この練習時間がなければ私は既に脱落しているだろう。そして二度と社交ダンスはしなかったであろう。
三人でダンスから旅行の話からたくさんの話題で盛り上がり、2回目の黄色組集まれの時間になったので別れた。Yさんは赤組の集まりに初めて参加するようだ。
10:15~11:15黄色組集まれ。昨日に続き応援合戦での踊りの練習やらをした。なかなか面白いので黄色いTシャツを購入しよう。幹事の若者が頑張っている。参加のオジサン、オバサン達も乗っているし楽しい雰囲気である。これを老人ホーム状態というのではなかろうか?
予定時刻に終わり、売店で黄色の地球一周Tシャツを購入した。船室に購入したTシャツを置き、ノートを持ってOpen Get中級英語会場のバイーアへ。これはこれで楽しい。時間も40分なので飽きなくてよい。
OPEN GET I FEEL ○○への対応 |
今航海の私のコンセプトは「楽しさの追及を自然体で」である。具体的には、楽しさを感じないものには参加しない、講演で眠たい時は、無理せず居眠りをする、ということになる。
ただ船室で横になっては寝ないことにしている。1時間も2時間も寝てしまったら一日のリズムが狂うからである。眠たい時はデッキの椅子で座ったままで寝ることにしている。これだとそう長くは眠ることはできないのでリズムが狂うこともない。
12:15昼食。4階メインレストラン
北海道人会のNさんといっしょになり昨日のパーティーの服装の話になった。彼女はエジプトで購入した民族衣装を着ていた。そして私の隣にウエーターに案内ごされて来たご婦人は昨夜のダンスパーティーで赤い衣装で上手な踊りを披露していた方である。その方の隣のご婦人も加わり、昨夜のダンスの話が盛り上がってしまった。
この時もそうであるが、女性がどこへ行っても多いのである。そのため食事の時女性が盛り上がった話題に参加できない男性は静かにしているしか方法はないこともある。
13:30~15:00KUNIの練習会
まだ習っていないワルツの練習には参加せず、スペースのある入口付近で、栃木県人会でダンスのプロである方に教わりながら数名でルンバの練習をした。ステップを踏んで踏んで踏みまくっても相手がつくとすぐ間違ってしまう。
15:00~16:00社交ダンス。N先生
チャチャチャが始まった。これもまたすぐには覚えられない。まったく難儀な私の体。
16:00~16:30操舵室見学会
昨日申し込んでいたもので、ダンスが16時に終了後すっ飛んで行った。本当は5分前に行くつもりであったがチャチャチャで苦戦していたのでぎりぎりになっていた。でも場所は近いので間に合った。見学する操舵室は当然運転席なのであり、通常は見学することはできない。ジャパングレイスの平澤さんの説明である。
16時から操舵室見学 左舷側運転席 |
中央監視盤 |
レーダー 上の緑線が予定航路 |
手動操作中 |
航海図 一時間置きに位置を記載 下の箇所に位置を記載してる |
本船パイロットと |
8階プロムナードデッキ右舷側には2,3日前の日本のニュースが張り出されていた。京都大学の山中教授がiPS細胞でノーベル医学賞受賞が決まったそうな。これは大ニュースである。予測されていたことではあるが、今この時期であるからなおさらうれしい。ただまだ実用化の研究が始まったばかりであるので期待通りの成果を一日も早く得てほしいものだ。
18:40頃からTさんと2目置いての囲碁対局で負けた。この時刻はもう頭が疲れていることも事実である。でも相手も同じだ。
19:40夕食。ピースボート4人グループと同席となった。ほかに私の左隣は福島市から参加のTさんである。ウエーターに案内されてさらに2名のご婦人が加わり、結局、8名のうち女性が6名となった。このようにこの船の乗客は女性が多いのである。ピースボートのスタッフも女性が多いらしい。だからどこへ行っても女性のパワーがすごいのである。麻雀だって女性が半分~半分以上と目立つのである。
福島のTさんはこの航海をたいそうお気に召したようであった。航海中いまだに船酔いや風邪、喉・腹の痛みなどないらしい。
のどを痛め、楽しみにしていた寄港地でのオプショナルツアーに参加できなかった方に久しぶりに夕方お会いしたとき、この船はひどい、と悲しんでおられた。気の毒なことだ。
かようにかかる病気の程度で楽しいはずの航海が台無しになるのである。でもこのことは航海前にはわからないことが多い。だから事前に分かっていることは最低限、事前に準備しておくことが必要である。
私の場合は低湿度が原因と言われているが喉を完全にやられた。普段病気にかかっていなくても航海が始まるとかかりやすくなると認識すべきである。最悪は船を降りて自己負担で帰国しなくてはいけないのである。勿論航海の費用は戻ってこない。
終わり
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