2012年12月17日月曜日

航海37日目9月29日(モナコ)

2012年9月29日(土)37日目

曇り。現地時間:日本ー7h。歩数:13,817歩、約7.9km
オプショナルツアー:カンヌKモナコ観光、14,000円

3:30起床。10階デッキで空を確認したが、曇りらしい。8階プロムナードデッキで作業を開始した。ローマ1泊2日の旅行のほとんど2日分の日記書きが必要である。もう写真の整理は昨日までで終わっている。その写真の内容の確認をし、資料と手帳を確認してから一昨日の日記書きを開始した。

通常は前日の日記書きをするのであるが、ツアー第一日目はホテルに着いたのが22時を過ぎていたため翌日は日記書きを完了できる時間には起きることができなかったのである。でも大丈夫、明日は終日休養日だから遅れは取り戻せる。今日9月29日から10月2日までは全ての企画は休みである。寄港ラッシュだからだ。

7:00朝食。4階メインレストランで船室友4人と。船室に戻り、今日の一日ツアーK「モナコ観光」の準備をし、更にPC作業を続行した。

10:25の10分前に7階ブロードウエイへ。船はカンヌ港沖合に停泊しているのでテンダーボートで船から港へ運んでもらうために必要な乗り口の設定がうまくいかず、一度解散となった。デッキからその作業の様子を見ていたがようやくうまくいったらしい。


これからはずーっと陸地寄りに航路を取る
今日は地図上部中央のカンヌ停泊

西経、という言葉が出てきた

カンヌ沖合に停泊 水深が浅いためだ
あやしい天気である

風が強いなか、いろいろ試行している

今度はうまくいきそうだ

結局予定より一時間近く遅れてバスは出発した。天気は曇りであり、少し肌寒いのでジャンパーも持った。105名ほどの参加でバス3台がツアーKであり私はKー3である。赤い札を渡され首からかけた。

添乗員はジャパングレイスのIさんでアンコールワット以来である。この方は中国語、英語等を流暢に話されるだけでなく、迫力さえ感じさせる仕事ぶりの方である。ガイドはすぐ始まった。ガイドは日本人でフランスに長く住み現在ニースに住んでいるT.Sさんである。70歳前後の気品を感じるユーモアのあるご婦人である。

カンヌは人口8万人で、5月にカンヌ映画祭、1月はレコード音楽祭が行われる国際都市である。街並みはきれいだ。早速現実的な話となる。ヨーロッパで人が多く集まるということは、スリなども多く集まるということらしい。ヨーロッパに入り、すられた人の話もきくようになった。

更に海外旅行によくいっている人のスリに関する話もきくようになる。リュックは背中ではなく体の前にしなければいけないことは船内で以前から聞かされていた。フランスではそうすることになる。

緯度に関してであるが、カンヌは北海道のどのへんか?チビタベッキヤが函館ということなので札幌ぐらいか?パリは樺太という。これは寒い。今日のモナコまでの道順はカンヌ、ニース、モナコということになるが、ニースと鎌倉は姉妹都市とか。

こういうガイドを聴きながらバスは自動車専用道路を東に向かって進む。今朝カメラのGPS信号をキャッチできなかったため時間表示が実際より一時間早くなっているが致し方ない(注釈:この時まだマニュアルで修正できることを知らなかった)。

今日は街中なのできっと信号はキャッチできないだろう。このへんは町から離れているので田舎風の家しか許可されないそうだ。


テンダーボートでカンヌ港へ
予定より1時間遅れている

しばしお別れ

フランスのカンヌへの第一歩

私たちのオーシャンドリーム号とヨット

雰囲気はいい  5月はカンヌ映画祭、
1月はレコード音楽祭という国際都市
近くに沢田研二が宿泊したホテルがある

カンヌ街並み

プラタナス(すずかけ)の街路樹

自動車道に入った 130km/hがMAX

過去の違反例は以下の通り
max280km/hオーバー、min30km/h

ヨットハーバー付きマンション

ニースの手前ニーニョの街並み

きれいな街

きれいな街中に入ってきた。モナコとフランスの国境の表示は棒状の表示だけである。なんのためにモナコという国を作ったのだろう。モナコはきれいで国はお金持ちで、またお金持ちが住む国でバチカン市国についで小さい国と聞いているのでツアーに申し込んだ。

人口は4万人、フランス語、ユーロ圏で、モナコラリーで有名。公営カジノが王様が経営者として運営されているので元々の国民の税金はないとのことである。きれいで落ち着いた街並みだ。


モナコ公国と
フランスの国境

街並み  色も規制されている

クラシックなホテル

城塞?

りっぱなヨットがいっぱいのヨットハーバー

 レストランへ向かった。ここも王様が経営者である。雨が降ってきた。ワインが無料とか。隣のご婦人は酒が飲めないからと言って私にくれた。

そのうちワインの希望者のグラスにどんどんワインがつがれることになった。ある種の恐怖を感じ私は一回の追加希望をしただけでよした。ワインは水代わりに飲むということを聞いたことがあるが、それを実感した次第である。

立派なホテル
あのホテルのレストランで昼食予定

亡きグレース王妃が関連する建屋には
このような写真が掲示されている

左手の建屋はカジノ
  王様経営株式会社である
カジノとして3つの要素が必要
うち二つがカジノとレストラン機能

正面ホテル デ パリ

世界チェーンのレストラン

このレストランで昼食

米は食べずに胃袋のスペースを
確保して次のデッシュに備えた

メインデッシュ  鯛の料理

デザート  黒い皿はチョコレート

造花みたいな生花  とてもきれい

 海洋博物館、中学・高校校舎、ビートルズのイエローサブマリーン、大聖堂など見て自由時間となった。これぞモナコのビューポイントというところへ写真を撮りに行った。きれいですばらしい街並みである。

我々は今まで見たことのない物を見にやってきたのである。モナコは美しい街並みと海を見せてくれた。ありがとう。モナコ名入りマグカップ2つを日本へのおみやげに加えた。

りっぱな建屋

高級車がいっぱい 右から1台めはベンツ
2台目、3台目はしらぬ、4台目はポルシェ

HOTEL DE PARIS

HOTEL DE PARIS 前の様子(動画)
モナコの中心での撮影
 高級車が多い
集合場所近くでぐるっと一回り撮影


大きな赤ちゃん像

海洋博物館

中学校、高等学校

大聖堂
グレース王妃の
結婚式や葬式を行った

イエローサブマリン
ビートルズのイエローサブマリンのレコードジャケットに
この写真が載っていた記憶があるがガイドに訊いても知らなかった

絶壁に作られた道で移動


埋め立てで増やした土地に
建つマンションとヨットハーバー

宮殿
王様がいないときは国旗が掲揚されない



 ビューポイントからの撮影3点

モナコ街並み

黒い半島はフランス  その向こうはイタリア


パノラマ撮影

裏通り

裏通り

裏通りを抜けると官庁街

無事カンヌ港へ戻ってきた。国際的なヨットの競技会があるようだ。テンダーボートから見るオーシャンドリーム号は少し灯が見えきれいである。船に大きく書かれたPEACE BOATの文字を読んだ人は何をどう感じるのだろうか?

私は、食べて、飲んで、好きなことをやってピースボートの生活は勿論限定された期間ではあるが、この世の天国、を感じる。

カンヌ港へ戻ってきた  ヨットハーバー

オーシャンドリーム号に別の美しさを感じた

テンダーボートから
本船に乗り移る

晩御飯は9階レストランでO君奥方、北見のTさんとごいっしょした。O君にはローマからメールし、奥さんも頑張っているようだ、と書いたのだが、彼はすぐに反応しFAXを奥方に出したそうだ。Tさんは北見出身で、語学教室のオーナーをしていたそうでその権利を売ってこの旅行に参加したそうだ。

私は、自分はこの航海をこの世の限定された天国に感じる、というと自分もそう思うという人が多い。酒を飲んだ時またこの話をしてみよう。一方健康を損ね、特に持病を持っている人が悪化したために泣く泣く下船する人がいるのも事実の様である。

私は滅多にかからない風邪を引いたし、腹痛など縁のない人が腹痛に苦しんだりの船内である。普段より体調を崩す人がほとんどである。やはり期間3ケ月で、太平洋、インド洋、大西洋という外洋航海は体に負担をかけているのだろう。この航海は楽しい、しかし体調を崩しやすいのも事実である。

終わり



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