2012年12月20日木曜日

航海42日目10月4日パリ4日目①(ベルサイユ宮殿)

2012年10月4日(木)42日目

曇りのち晴れ。現地時刻:日本ー7h。歩数:22,589歩、約12.9km。(後日談:写真はこの日だけで230枚撮った航海最高記念日)

4時半起床。昨日のモンサンミシェルツアーの写真の整理をする。6時半朝食。急いで食事を済ませて今日の準備をした。今日は自由行動を8人で地下鉄を使ってベルサイユ宮殿、ルーブル美術館へ行く予定である。

若者3人と熟年5人(うち2名はご夫婦)の変則混成チームであり8時出発である。先ほどまで雨が降っていた。8時にホテルを出発し、近くの地下鉄駅へ行く。オペラ座まで一駅の駅である。

8人であーでもない、こうでもない、と知恵を絞り、最後は両者あやしい英語で日仏の若者同士(仏の若者は駅員で英語はあまり話さない)のコミュニケーションのおかげで無事乗り放題のような切符を購入した。


ホテル近くの地下鉄駅で切符を買う
若者が駅員に聞きながら


改札口


ここにお金を入れ何人分かを選ぶ
行先で値段は変わらない
今日は何回でも乗れる切符を購入


valable leには日つけ、その下の
2つの欄には名前、氏名を記載する

駅員からボールペンを借りて記載

若者の度胸は大したものである。切符の購入のみならず、ベルサイユ宮殿の最寄駅は勿論乗換駅まで本や駅員に聞いて確認してしまう。途中メトロから高速鉄道(RER)に乗り換えの時、間違えて反対の列車に乗ったことにすぐ気づき、乗り直し無事郊外のベルサイユ駅に到着した。


地下鉄駅


地下鉄車両


高速鉄道RER車両

掲示板に従って少し歩くと、ベルサイユ宮殿である。立派な建物である。ルイ14世が作った宮殿である。そしてルイ16世のとき市民革命により王制が崩壊するまで王宮として使われたのだ。マップをみると庭園が立派なようであるが、時間のない我々は建屋主体の見学である。


着きました  ベルサイユ宮殿
手前が中央格子門


建屋は元小厩舎だった


ルイ14世像


建屋は真正面は北翼、
左手は南翼と案内マップにはある


いよいよ中央格子門


パノラマ撮影
建屋左:大臣庁舎の南翼、
右:大臣庁舎の北翼


正面中庭を歩く


金ぴかの門  おとぎの国への門といえる

建屋は見るからに立派でおとぎの国のお城である。なかに入ると自動案内機を借りることができる。説明言語は日本語を選択できるが充分とはいえない内容である。内部にはとくに絢爛豪華な絵や彫刻が多い。一週間に3回くらい宴会をやり、その日は花火を打ち上げていたそうである。贅沢三昧していたのでついに市民が怒ったのだろう。
入場券11ユーロ

中庭(動画)
入口、検査を通ってすぐの中庭


入った


宮殿全景の模型


壁にはところ狭しと絵画が


説明を聞きながら
これがもう一つ物足りない


小部屋に分かれ、それぞれに
絵や彫刻が置かれている


宮殿を作ったルイ14世から16世の絵が主体


中央の廊下 ここから各小部屋へ入る


王の礼拝堂


窓から見た庭園


大きな絵


たくさんの見学者


天井まで金ぴかな絵

鏡の間を見たらあと見るところはなかった。建物、絵画や庭に興味があればまだ見るべき個所はあったであろう。絢爛豪華、というのが印象である。


鏡の間 入り口近くから

鏡の間天井

鏡の間(動画)

鏡がたくさんあった
ここを通り各部屋へ行けるので廊下に近い用途


王の寝室

煌びやかな王の寝室


閣僚と寝室隣の部屋で謁見したと


鏡の間 ここから各小部屋に繋がる


妃の寝室

マリーアントアネットは
ここで公開出産をしようとした

人がたくさん集まったが、なかなか
生まれないので公開は中止になった


妃の寝室

貴族の奥さんがここに座り
王と妃の食事をするのを見ている
王や妃とテーブルを挟んで対面する位置


向こう側に王と妃が座り
両脇には子供が座る

ナポレオン戴冠式の絵
ルーブル博物館にあるのが本物?

説明を聞きながら中庭方向へ来た


中庭に出た  朝雨が降っていたのに
いつの間にか晴れていた


王や妃の寝室はこちら側なので
庭がよく見えたことだろう



ベルサイユ宮殿は建屋もすごいが
庭が敷地のほとんどである
この庭は建屋の近くのほんの一部


トイレを探す  やっとみつけた


兵隊が自動小銃を持って入場  びっくり


ベルサイユ宮殿よさようなら

3つのグループ単位で見学し、12時に待ち合わせ、駅から地下鉄オルセー駅へ移動した。ここにも美術館があり、ゴッホとかモネとか有名な画家の絵がある。体調不調で昨日のモンサンミッシェルをキャンセルしてその美術館に行った札幌から参加の方がおられた。

バスで高速片道5時間かける価値がモンサンミシェルにあったかどうかは考える必要はあるが、これもピラミッド同様一度は行きたいと感じる世界遺産なのだろう。行かなきゃ、良いか良くないかがわからないので行ったことは良し、としよう。


ベルサイユ宮殿 終わり

0 件のコメント:

コメントを投稿